花博会場で高齢者らに好評だったセニアカーを再び活用してもらう(右端がスズキ日本営業本部の玉越義猛本部長。27日)

スズキは27日、電動車いす「セニアカー」計15台を「浜名湖花博2024」の会場だった浜松市内の2施設に寄贈した。3〜6月に開かれ計100万人が来場した浜名湖花博でも来場者の移動に使われた。会場施設で再び活用してもらい利便性向上や認知度拡大につなげる。

浜名湖花博20周年記念実行委員会を通じ、浜名湖ガーデンパークに10台、はままつフラワーパークに5台を贈った。花博中はすべてガーデンパーク会場で提供され約1400人が利用。広い園内を高齢者なども楽しめると好評だったという。

会期中はアプリを搭載したタブレット端末を備え付け、来場者の案内にも役立てた

障害物をセンサーで検知し安全性も高い。寄贈を受けガーデンパークは古くなった既存車両に入れ替えて10台を、フラワーパークは既存分と合わせ12台を有料で来園者に提供する。

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