モーター大手のニデック(旧日本電産)は28日、創業者の永守重信氏(80)の経営理念を継承することなどを目的とした記念館を設立すると発表した。2027年11月にオープンし、一般向けにも公開する予定という。
記念館は永守氏が生まれた京都府向日市内に、建築家の安藤忠雄氏のデザインで建設する。経営者としての足跡や「すぐやる、必ずやる、出来るまでやる」「知的ハードワーキング」といった独自の経営理念について、エピソードや過去の製品とともに展示する構想だ。
永守氏は1973年7月に仲間3人とニデックを創業し、一代で売上高2兆円超、世界47カ国に展開する世界的な企業に成長させた。永守氏の誕生日にあたる8月28日にあわせて設立を公表した。(清井聡)
鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。