アシックスは2025年9月にグラブやバットの販売を終了する

アシックスがグラブやバットなど野球用品の販売を2025年9月で終了することが、29日分かった。スパイクなどのシューズの販売は継続する。野球用品事業は近年、国内中心に展開しており、収益性が低かった。海外販売も多い主力のランニングシューズなどに注力する。

アシックスは現在、米大リーグ、パドレスのダルビッシュ有選手など11人のプロ選手と契約してグラブやシューズなどを提供している。今後はシューズだけの契約に切り替える方針で、選手と交渉する。

アシックスは26年秋に体操服や体育館シューズなど学校指定用品の製造・販売を終了することも決めている。収益性の低い事業から撤退し、付加価値の高いランニングシューズなどを軸に事業の選択と集中を進める。

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