九州電力と九州電力送配電によると、台風10号の影響で九州では29日正午時点で鹿児島県を中心に約25万戸以上が停電している。台風の通過を待って順次、現場確認や復旧を進める。作業の進捗は設備の被害や道路の状況などによって左右され、完全復旧のめどは立っていない。
県別では、鹿児島で20万戸あまりが停電しているほか、宮崎で約1万7000戸、熊本で約1万3000戸、長崎でも1万戸以上にのぼる。
市区町村別の停電状況や復旧見込みなどについては公式ホームページのほか、スマートフォンアプリ「九州停電情報提供アプリ」でも確認できる。九電は「切れた電線や垂れた電線を見つけた場合は、大変危険なので最寄りの九電送配電の配電事業所まで連絡してほしい」と呼びかけている。
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