SUV「カリナン・シリーズⅡ」とアジア太平洋地域ディレクターのアイリーン・ニッケイン氏(29日、東京都渋谷区)

英高級車メーカーのロールス・ロイスは29日、多目的スポーツ車(SUV)の新モデルを日本で初披露した。自然から着想を得たデザインや素材を取り入れた。10月から納車を予定し、価格は4645万4040円から。

SUV「カリナン・シリーズⅡ」は排気量が6.75リットルで、最高出力が571馬力のV型12気筒エンジンを搭載する。発車から5.3秒で時速100キロメートルに達する高い加速性能を備える。

インテリアには雲から着想を得たデザインを施した(29日、東京都渋谷区)

内装は、英グッドウッドにあるロールス・ロイス本拠地上空の雲から着想を得たデザインを採用した。座席や扉のレザーにあけた約10万7千個の穴で表現した。

初代カリナンは2018年にブランド初のSUVとして登場し、購買者の年齢層を引き下げた。ロールス・ロイスのアジア太平洋地域ディレクターのアイリーン・ニッケイン氏は「街だけでなく自然のなかを走るSUVならではの楽しみ方ができる。ロールス・ロイスと関わりのなかった方々にも楽しんでほしい」と話した。

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