メタジェンの福田社長(山形県鶴岡市)

腸内環境関連スタートアップのメタジェン(山形県鶴岡市)は、腸内細菌が生み出す主要な代謝物質の一つである「短鎖脂肪酸」に対する理解促進などを狙った一般社団法人「短鎖脂肪酸普及協会」を20日付で設立したと発表した。同社の福田真嗣社長が代表理事に就いた。会員企業の募集を9月2日から始める。

短鎖脂肪酸は酢酸や酪酸、プロピオン酸などで、アレルギーの発症予防や症状軽減、免疫機能増強などに効果があるとされる。2015年設立のメタジェンは「腸内環境(健康)をデザイン(制御)する」市場づくりに取り組んでおり、今回の協会設立もその一環だ。

協会の趣旨に共鳴する企業と連携しながら、生活者の健康寿命延伸や医療費削減などに貢献していく。

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