生成AIによるコールセンターの業務効率化が期待されている

ベルシステム24は30日、中部電力子会社で電力需要予測などを手掛けるTSUNAGU Community Analytics(TCA、名古屋市)とコールセンター業務の生成AI(人工知能)活用で協力すると発表した。熟練オペレーターの顧客対応のノウハウや、過去の応対データなどを学習したAIが、問題の原因を特定し解決方法を示唆するシステムを共同で開発する。2025年度中に10社への導入を目指す。

TCAのデータ分析技術を活用する。オペレーターがチャットで質問をするとAIシステムが類似した過去の顧客対応データなどを参照し、解決方法を示唆する。経験が浅いオペレーターでも簡単に顧客応対方法を把握できるとして、コールセンターの人手不足解消や生産性向上につなげる。

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