ソフトバンクは社債型の種類株を2000億円発行する

ソフトバンクグループ(SBG)の国内通信会社、ソフトバンクは30日、議決権と普通株式への転換権がない社債型種類株を2000億円発行すると発表した。1株8000円で2500万株を募集する。調達資金は生成AI(人工知能)開発やAIデータセンターなどの次世代インフラ構築に投資する。

30年3月31日までは固定配当(金利)で年率3.2〜3.5%、以降は変動配当となる。29年10月3日以降はソフトバンクの買い戻しが可能となる。発行条件は9月13〜18日のいずれかに決める。払込期日は10月3日で10月4日に東証プライム市場に上場する見通し。

同社の社債型種類株の発行は2023年に続き2回目。社債型種類株は、社債の性格を持ちながら、東証に上場することによって普通株式のように売買機会が広く確保できることが特徴だ。ソフトバンクは23年11月に国内では初めて社債型種類株を発行した。

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