伊藤園とコカ・コーラボトラーズジャパンは30日、8月から愛知県で商品の共同輸送を始めたと発表した。連携により伊藤園側のトラックの使用台数が10%ほど減らせる見込みだ。両社による共同輸送は初めてで、今後、取り組みを全国に広げる。
コカ・コーラ側のトラックがスーパーマーケットなどの小売店に飲料をはじめとした商品を運んだ帰りに、伊藤園の拠点で商品を積み込む。その後、コカ・コーラ側の倉庫に両社の商品を保管し、翌日以降のトラックで小売店に届ける。
従来は自社の拠点からそれぞれ商品を配送しており、積載率のばらつきや、輸送ルートの長距離化などが課題だった。今回の取り組みを通じて、トラック運転手が不足する「2024年問題」への対応につなげる。
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