愛知県や中部経済連合会などからなるコンソーシアムは2日、世界のスタートアップが参加し名古屋市で開催する国際イベントの報道向け説明会を開いた。国内外からスタートアップが事業のアイデアを競う「ハッカソン」などを実施する。
コンソーシアムは2025年2月4〜6日にスタートアップが集う「Tech GALA Japan（テックガラジャパン）」を開く。
代表を務める中経連の水野明久会長は同日、「ものづくりの中心地からディープテックを活用しながら国際的に競争力のあるスタートアップを生み出したい」と話した。愛知県の大村秀章知事や名古屋市の河村たかし市長らも参加した。
イベントではハッカソンやピッチコンテストを実施し、日本のスタートアップの海外展開や世界のスタートアップが日本に進出するきっかけとする。事業会社や投資家との交流を促すため、ミーティングの機会なども設ける。
名古屋市は浜松市とともに、国がスタートアップの育成を重点的に支援する「グローバル拠点都市」に選定された。イベントは拠点都市としての施策の一環で、名古屋市で大規模な新興向けのグローバルイベントを実施するのは初めて。
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