軽自動車を使い地域産品を売る「軽トラ市」の全国団体と愛知大学は4日、石川県輪島市に出張し能登半島地震からの復興を応援する。当初8月31日〜9月1日の予定だったが、台風10号の接近でイベントが延期になったため日程や内容を一部変更。県立輪島高校や仮設住宅付近で車両を並べ、来場者に全国の軽トラ市の名産品を無償贈呈する。
軽トラ市が盛んな岩手県雫石町や愛知県新城市、宮崎県川南町のほか静岡、岐阜、長野各県の運営者でつくる「軽トラ市でまちづくり団体連絡協議会(軽団連)」が車両2台、新城の軽トラ市を研究する愛知大が同1台を出し、名産品贈呈や映像展示を行う。輪島高では同高への寄付に充てる参加費100円の代わりに品物を提供する。
出張軽トラ市の運営には愛知大の学生や教員、新城や岐阜県下呂市の軽トラ市運営者、軽メーカーのスズキやダイハツ工業の社員が携わり来場者と交流する。石川県軽自動車協会や日本自動車工業会(自工会)も協力する。
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