東北電力は3日、女川原子力発電所(宮城県女川町、石巻市)2号機について、原子炉に核燃料を入れる燃料装荷を同日始めると発表した。同原発は11月ごろの再稼働を見込んでおり、再稼働の前段階にあたる工程の作業が本格化する。
作業が終わり次第、原子炉を起動させる準備へ向けた段階に入る。最終的に原子力規制委員会による使用前確認で再稼働の了承を得ることができれば、原子炉を起動させ発電を再開する。営業運転は12月ごろの開始をめざしている。
女川原発は2011年に事故を起こした東京電力福島第1原発と同じ沸騰水型軽水炉(BWR)として、同事故後初の再稼働となる公算が大きい。
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