ヤンマーホールディングス(HD)は7日、大阪・梅田の本社ビルで自社運営のレストランを開業する。平日は社員食堂として使用しているスペースを、休日のランチ限定でビュッフェ形式のレストランとして一般に開放する。米やパン、野菜など食材の質にこだわった。肉や魚のメイン料理が付く場合の料金は3000円(メイン料理なしは2300円)。
大阪市北区茶屋町にあるヤンマー本社ビルの12階に開業する。もともと2017年からセットメニューを中心としたレストランをオープンしたが、20年に新型コロナウイルスの感染拡大を受けて一時休業していた。20~30代の若者や家族連れなど、幅広い年代の利用を見込みビュッフェ形式に改めた。
ビュッフェには約10種類のサラダや約12種類の料理、デザートなどを用意する。パンやドリンクバーのメニューを入れると全部で約40種類となる。
店舗公式サイトなどからの事前予約が必要となる。食品ロスの削減のため閉店1時間前となる午後1時30分以降はビュッフェメニューの補充は行わない。1時からの枠に予約すると「サステナブル割引」として食事料金から300円割り引く。
4日に本社ビルで開いた記者会見に出席した、ヤンマーHD傘下で自社レストランなどを運営するヤンマーマルシェの山岡照幸社長は「祖父母、親子の三世代で来ていただいて、梅田の都会でゆっくり過ごしてもらいたい」と話した。
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