日本自動車販売協会連合会(自販連)と全国軽自動車協会連合会(全軽自協)が5日発表した8月の車名別の国内新車販売で、ホンダの軽自動車「N-BOX」が3カ月連続で首位となった。2位はスズキの「スペーシア」、3位はトヨタ自動車の「カローラ」だった。燃費性能が高いハイブリッド車(HV)が好調で、国内新車販売(軽自動車を除く)の59%を占めた。
N-BOXの販売台数は前年同月比14%減の1万4441台だった。2023年10月に全面改良し、広い車室空間や高い燃費性能が評価されている。2位のスペーシアは同27%増の1万1166台、3位のカローラは同3%増の1万541台だった。
乗用車の新車販売に占める電気自動車(EV)の割合は低水準が続く。EVの合計販売台数は前年同月比24%減の4425台だった。EVが乗用車の新車販売に占める割合は1.6%で、前年同月比で0.5ポイント下がった。
EVで首位の日産自動車の軽「サクラ」は37%減の1530台だった。同社の「アリア」は43%減の245台、「リーフ」は3%増の388台だった。EVの販売をけん引してきた輸入車も7%減で6カ月ぶりの前年割れとなった。
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