セブン―イレブン・ジャパンは5日、顧客による迷惑行為「カスタマーハラスメント(カスハラ)」への対応指針について開示した。要求の内容が提供する商品やサービスの内容と関係ない場合や不当な商品交換の要求などをカスハラの事例として定めている。ポスターなどで対応指針の周知を検討し、該当行為には毅然とした対応をする。
同社は2022年10月、「カスタマーハラスメント対応ガイドライン」を策定した。これまでは加盟店のオーナーや従業員らに指針を示し、店舗で実践してきた。足元のカスハラに関する状況を踏まえ、来店客に対しても対応指針を公表することにした。
セブンは「加盟店で働く従業員の心身の健康と安全を守ることで、来店客に対して良いサービスを提供していきたい」と説明する。来店客に対しては不快な接客や対応にならないよう、接客レベルの向上に引き続き努めていくとしている。
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