札幌市中心部の大通公園で6日、「さっぽろオータムフェスト」が開幕した。「北海道・札幌の食」をテーマとしたイベントで、道産食材を使った食事やワイン、ビールといった北海道の酒を楽しめる。会期は29日までの24日間。
さっぽろオータムフェストは2008年から始まり、23年9月の開催時は23日間で238万人の来場者を集めた。道内各地から延べ約300店舗が出店し、北海道の多様な味覚を楽しめる。AIRDO(札幌市)は札幌市内の人気イタリアンのシェフと連携して道産の規格外野菜を使った限定メニューを提供するなど、多くの道内企業がイベントに参画している。
6日午前に開かれたオープニングセレモニーで、イベントの実行委員会の会長を務める札幌観光協会の笹原晶博会長(前北海道銀行頭取)は「『さっぽろ雪まつり』と同等規模のイベントに成長している。食べ歩き、飲み歩きをして大いに盛り上げていただければと思う」と来場者などに向けあいさつした。
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