ダイドーグループホールディングス(GHD)は6日、海外輸出事業を分社化して新たな子会社を設立すると発表した。24日付で全額出資子会社のダイドードリンコインターナショナル(大阪市北区)を設立する。資本金は5000万円。日本で販売している商品の海外輸出を拡大することで、業績をけん引している海外飲料事業をさらに伸ばす。
ダイドードリンコに設けている「海外事業部」を切り離し、ダイドーGHD直属の子会社として承継する。同社は国内で販売する缶コーヒーや炭酸飲料などを中国、台湾などの中華圏や東南アジアに輸出してきた。
分社による新体制下で、従来の決算では国内飲料事業に含まれていた輸出事業が今後、海外飲料事業の一部になる。海外飲料事業の2025年1月期の売上高は前期比2倍の535億円を見込む。
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