アクティビスト(物言う株主)として知られる香港投資ファンドのオアシス・マネジメントが、セーレン株の約6%を保有していることが6日分かった。オアシスが同日、関東財務局に提出した大量保有報告書で判明した。保有目的は「ポートフォリオ投資」としている。

同報告書によると、8月9日から30日までにセーレンの発行済み株式のうち6.28%にあたる427万1704株を取得した。取得金額は約58億円。セーレンの2024年3月期の有価証券報告書に基づく株主構成から勘案すると、日本カストディ銀行や日本マスタートラスト信託銀行に次ぐ第3位の大株主に相当する。

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