ユーグレナは9日、尿の酸性度や含有する糖分の量を調べることができるキットの販売を始めたと発表した。試験紙に尿をかけ、スマートフォンの専用アプリで撮影することで2分で結果が分かる。手軽さを強みにドラッグストアなどの小売店で販売する。
商品名は「栄養コンディションチェッカー」で、尿検査サービスを手掛けるスタートアップのユーリア（名古屋市）と共同開発した。尿中の成分を測ることで、12項目で評価する。独自のアルゴリズムによって、ユーグレナは「体の栄養状態を把握できる」としている。
結果は項目ごとに10段階評価で示し、総合得点としても表示する。結果に応じて管理栄養士が監修したコメントも見ることができる。
販売価格は2398円。まずは全国のドラッグストアなど3000店で売り出す。
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