【動画】石狩市の公道で実証実験する無人自動配送ロボット=佐藤亜季撮影

 北海道石狩市のニュータウン、緑苑台東地区で11日、無人の自動配送ロボットによる個人向け配送サービスの実証実験があった。人口減による労働力不足をふまえて、2030年を目安に実用化をめざす。

 情報通信会社の京セラコミュニケーションシステム(京都市)などが実験した。自動配送ロボットが時速10キロ程度で公道を走行。住民が出前館のアプリで注文した地場コンビニ、セイコーマートの商品を、店から10分ほど離れた場所に届けた。住民はロボットの上部にあるタッチパネルを操作し、ロボットのロッカーから商品を受け取った。

 ヤマト運輸の宅配便でも実験し、住民に実際に使ってもらいながら、サービスの検証を進める。(佐藤亜季)

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