投資する物流施設(インド・ハリヤナ州)

三菱地所は18日、インド・ニューデリー近郊の大型物流施設に出資したと発表した。同社がインドで物流施設に投資するのは初めて。電子商取引(EC)の拡大や物流網の整備で、安定した賃貸需要が見込めると判断した。

現地の物流投資会社、ロジキャップ・マネジメントが保有するハリヤナ州の物流施設2カ所に出資した。出資比率や投資額は明らかにしていない。それぞれ2021年と22年に竣工しており、貸床面積は合計で17万9000平方メートル。

三菱地所の海外事業はこれまで先進国が中心だったが、近年は新興国への投資を増やしている。インドでは23年に南部チェンナイでビジネスパーク事業に参画し、オフィスビルの開発に取り組んでいる。

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