イタリアンレストラン「カプリチョーザ」などを展開するWDIは19日、2025年3月期の連結営業利益が前期比42%減の8億1000万円になる見通しだと発表した。従来予想(微減の14億円)より減益幅が広がる。海外子会社の売上高が想定を下回る。海外新店舗の開業が遅れたことも響く。

純利益予想は据え置き、前期比4%増の11億円を見込む。タイミーの上場に伴う普通株式の売り出しでWDIは売り出し人として参加し特別利益を計上するため。

売上高は2%増の317億円と従来予想から8億円下振れする。米ハワイやグアムを中心に展開しているレストラン事業で客数が伸び悩む。現地の物価上昇で外食を控える動きが強まる。観光客の戻りも想定より弱いという。

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