電子情報技術産業協会(JEITA)は20日、10月に開かれる国内最大級のIT(情報技術)展示会「CEATEC(シーテック)2024」の出展概要を発表した。今回から自動車関連の見本市「ジャパンモビリティショー」(主催・日本自動車工業会)と同時開催とし、会場の規模を前年から拡大する。世界で研究開発競争がされている人工知能(AI)に関連する展示が全体の半数になる見込み。
10月15〜18日で幕張メッセ(千葉市)で開かれる。2023年は幕張メッセの第1〜第5会場を使用した。今年はモビリティショーと同時開催ということもあり、第1〜第8会場に広げる。
AIやデジタル技術で社会課題を解決するスマート社会「Society5.0」の実現をテーマに掲げる。出展企業の約半数はAI関連の展示をする予定だ。
CEATECエグゼクティブプロデューサーの鹿野清氏は「前年よりも会場規模も拡大している。普段なじみのない産業の方々が来場し相乗効果が生み出されることを期待している」と話した。入場は無料で事前登録が必要となる。
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