CO2排出量などを閲覧できるエグゼムズSOLAのサービス画面=東北電力提供

東北電力は20日、企業の温暖化ガス排出量を可視化するサービス「エグゼムズSOLA(ソラ)」の提供を始めた。組織別、使用機器別に二酸化炭素(CO2)排出量などを把握できる。東北電は可視化されたデータを基にCO2削減に向けたロードマップ作成や効率的なエネルギー使用など、企業の脱炭素化の取り組みも支援する。

東北電法人営業部の太宰真チームマネージャーは「企業の温暖化ガス排出量などのデータを分析することで、企業の脱炭素化や省エネにつながるサービスなどを迅速に提案できる」と話している。

具体的には、企業が発電事業者から再生可能エネルギー電力を購入する「コーポレートPPA(電力購入契約)」や、温暖化ガスの排出量の少ない電化設備に更新することなどを提案していく。

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