20日のニューヨーク株式市場では、利益を確定するための売り注文が先行する形で取り引きが始まりましたが、FRB=連邦準備制度理事会の高官の発言が速いペースでの利下げに前向きだと受け止められ、その後は一転して買い注文が出やすい展開となりました。

ダウ平均株価の終値は前日と比べて38ドル17セント高い、4万2063ドル36セントとなり、2日連続で最高値を更新しました。

市場関係者は「FRBの今後の利下げのペースを見極めたいという投資家が多い中で、引き続きアメリカの雇用情勢への注目度が高い状況だ」と話しています。

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