49号機は天候の悪化などにより打ち上げが遅れている

三菱重工業は23日、大型ロケット「H2A」の49号機を26日に打ち上げると発表した。打ち上げ日の再設定は2度目。当初11日を予定していたが、発射場のある種子島宇宙センター(鹿児島県南種子町)の天候悪化や上空の風が強いことから延期していた。H2Aは50号機を最後に退役し、日本の大型ロケットの主力は「H3」に移る。

49号機は政府の情報収集衛星を搭載し、26日の午後2時24分20秒から午後2時25分21秒の間に打ち上げる。天候状況などによっては再延期の可能性もある。予備期間は9月27日から10月31日まで。H2Aは三菱重工と宇宙航空研究開発機構(JAXA)が共同で開発した日本の大型基幹ロケット。

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