家電量販店のエアコン売り場(6月)

日本電機工業会(JEMA)は24日、8月の白物家電の国内出荷額が前年同月比1.6%減の1940億円だったと発表した。2カ月ぶりに前年同月を下回った。値上げによる買い控えがあり、エアコンや冷蔵庫などの大型製品の販売が鈍った。

製品別で見るとエアコンが5カ月ぶりにマイナスとなり、1.1%減の611億円だった。JEMAは「新型コロナウイルス禍で需要が増えた反動があったほか、物価高や値上がりなどで全般的に買い控えが影響した」と話す。

家電製品23品目のうち15品目で前年を下回った。エアコンに続いて出荷額をけん引する冷蔵庫は11.1%減の368億円で6ヵ月連続のマイナス。洗濯機は3.3%減の279億円と2カ月ぶりの減少だった。

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