「ツーリズムEXPOジャパン」は、日本政府観光局などが主催するイベントで、ことしは、世界80の国と地域の観光関連の企業や団体が参加しています。

このうち台湾の観光業者などが設けたブースでは、温泉地をめぐるツアーなどさまざまな旅行商品を動画やパンフレットで紹介していました。

円安などを背景に日本から海外への旅行客の数はコロナ禍からの回復が遅れていますが、近場のアジアは比較的人気が高いということで、日本の旅行会社の担当者と商談を行う様子も見られました。

台湾観光庁東京事務所の野村美千子シニアマネージャーは「過去最大の人数で参加し、旅行者を呼び込みに来ました。有名な観光地以外の魅力もアピールしてリピート客を増やしたいです」と話していました。

このほか国内の観光業者などによるブースも設けられ、北海道の阿寒湖で行われている自然や文化を楽しむ体験型の旅行「アドベンチャーツーリズム」の様子などが紹介されていました。

このイベントは、今月29日まで開かれ、28日からは一般にも公開されます。

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