東京ガスは千葉県のバイオマス発電所の運転を始めたと発表した。出力は7.5万キロワットで、1年で一般家庭約17万世帯の年間消費量にあたる電気を生み出す。東ガスは再生可能エネルギーへの投資を進めており、電力の脱炭素化を進める。
市原八幡埠頭バイオマス発電所(千葉県市原市)が21日、商業運転を始めた。燃料にベトナムから調達した木質ペレットなどを使い発電する。生み出した電気は固定価格買い取り制度(FIT)を使い、1キロワット時あたり24円で売る。発電所の運転や保守は子会社の東京ガスエンジニアリングソリューションズ(東京・港)が担う。
東ガスが出資する国内のバイオマス発電所の稼働は4件目。同社は国内外の再生エネ電源を2030年までに600万キロワットに増やす目標を掲げる。
鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。