総務省によりますと、東京23区の今月の消費者物価指数は、速報値で生鮮食品を除いた総合で2020年を100として107.3となり、去年の同じ月より2.0%上昇しました。

政府による電気・ガス料金への補助が再び始まったことで上昇率は前の月、8月の2.4%から0.4ポイント低下し、ことし4月以来、5か月ぶりに縮小しました。

一方、「生鮮食品を除く食料」は去年の同じ月より2.8%上昇し、上昇率は前の月から0.1ポイント拡大しました。

上昇幅が大きかったものでは、
▽「米類」が41.4%
▽輸入の「牛肉」が14.7%
▽「チョコレート」が11.5%
などとなりました。

東京23区の指数は全国の先行指標として注目されていて、全国の9月の指数は10月18日に公表されます。

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。