「楽天グループ」は、傘下の金融事業の「楽天カード」について金融大手の「みずほフィナンシャルグループ」と資本業務提携の検討を始めることで合意しました。

年内に株式の一部を売却する方向で、売却の割合は今後、調整します。

株式を一部売却したあとも連結子会社として経営権を持つ方針です。

楽天グループとしては、証券部門ですでに提携しているみずほフィナンシャルグループとの連携を深め、クレジットカードの法人向けの事業を強化するねらいがあります。

楽天グループは、証券やクレジットカードなどの金融事業を1つのグループに集約する計画について、完了の期限を来年1月に延長することを発表していましたが、今回の提携を踏まえ、集約はとりやめます。

会社は、課題の携帯電話事業を契約者数を増やすことで事業の立て直しを図るとともに、金融事業の強化を通じてグループ全体の業績の底上げにつなげたい考えです。

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