京セラはマイライフと組んで女性ホルモンに関係する物質の体内生産量を測定する実証実験を始める

京セラと薬局「オール薬局」を運営するマイライフ(広島県呉市)は30日、女性ホルモンに関係する物質「エクオール」の体内生産量を測定する実証実験を10月1日から始めると発表した。広島県内の5店舗を対象に、尿からエクオールの濃度を測定し、スタッフがその場で食生活の改善などをアドバイスする。価格は3カ月で5500円から。

京セラが開発した生体マーカー即時検査装置を活用する。エクオールは大豆イソフラボンが腸内細菌によって代謝されてできる成分で、更年期症状や骨・血管の健康に関わっているとされる。従来は医療機関に出向いて計測するなど、手軽な検査が難しかった。京セラが装置を小型化したほか、測定手順を簡素化したことにより、約7分で結果がわかるようにした。

オール薬局の青崎店(広島市)など5店舗で始める。「シンプル」「ベーシック」「スペシャル」のコースがあり、価格は3カ月が5500〜9350円、6カ月が8250〜1万3200円。このほか、1回のみのお試しコース(4400円)も用意した。検査結果に応じて、管理栄養士が監修した食生活の改善提案を受けられる。

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