出光興産は1日、鹿児島市内にレンタカー専門店を開いた。これまでガソリンスタンドにレンタカー店を併設することはあったが、ガソリンを売らずにレンタカーのサービスに特化する店舗を出したのは初めて。ハイブリッド車の普及などでガソリン販売量が減るなか、自動車関連サービスを拡大して収益を補う。
ガソリンを売らずに自動車関連のサービスに特化する店舗ブランド「apolloONE（アポロワン）」の新たな業態として開いた。出光はアポロワンでこれまでに洗車・コーティングや自動車販売、車検の各種サービスを手がけている。レンタカー専門店は4つ目の業態となる。
出光はガソリン販売以外の自動車関連需要を開拓するため、23年にアポロワンの展開を始めた。今回のレンタカー専門店は10店舗目となった。30年までに全国で250店舗に広げる計画だ。
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