1日に発足した石破茂内閣で、経済再生担当相への起用が決まった赤沢亮正衆院議員は同日、岸田文雄前首相が進めてきた経済政策について「方向性は全く合っている。賃上げと物価上昇の好循環を作るなどの方向性は正しく、最大限結実させていく」と述べた。認証式に先立ち、首相官邸などで記者団の質問に答えた。
石破内閣では、岸田氏の看板政策「新しい資本主義」を継承し、赤沢氏は担当相に就任する。赤沢氏は「考え方は何も変わらない。方向性は正しいので、足りない部分を補い、加速させていく」と強調した。
また、赤沢氏は新設される「防災庁設置準備」の担当相も兼務する。石破氏は自民党総裁選で防災省の設置を訴えており、赤沢氏は「2026年度末までに防災庁を設置し、専任の大臣を置く。その先に(防災庁を)防災省にするかどうかは時間をかけて議論をしたい」と語った。【古川宗】
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