左からタッチトゥゴーの阿久津社長、松山大学の新井理事長、レデイ薬局の白石社長(1日、松山大学)

ツルハホールディングス(HD)傘下で中四国を地盤とするレデイ薬局は、新業態となる無人キャッシュレス決済店舗「chopitto(チョピット)」を松山大学(松山市)の文京キャンパスにオープンした。無人決済店舗は四国で初めて。両者の連携協定に基づく取り組みとなる。

スタートアップのTOUCH TO GO(タッチトゥゴー、東京・港)のシステムを導入した。人工知能(AI)搭載カメラとセンサーで来店客の動きや選んだ商品を認識するため、レジで商品バーコードを読み取る必要はない。完全キャッシュレス決済で現金での支払いは受け付けない。

店舗は1日に開店した。レデイ薬局の白石明生社長は「高齢化が進む過疎地への出店をにらみ、この仕組みを育てていきたい」とあいさつした。タッチトゥゴーの阿久津智紀社長は「意見をもらい進化させていきたい」と話した。

松山大学の新井英夫理事長は「学生や地域に愛される店舗になることを期待している」と語った。

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