ガスや電力の供給を手がける金沢エナジー(金沢市)は、北国フィナンシャルホールディングス(FHD)傘下の北国銀行と災害時に同行が持つ施設を借りるための協定を結んだ。石川県白山市のスポーツ施設を全国から集まるガス事業者の拠点にする。災害時に多くの事業者が被災地に入ることを想定し、素早く拠点を確保できるようにする。

金沢エナジーの営業エリアである金沢市と隣の野々市市が被災した場合にガス復旧事業者の拠点として利用する。協定は9月30日に結んだ。同スポーツセンターは普段、同行のハンドボールチーム「北国ハニービー石川」の練習場として利用されている。体育館やグラウンドなどがあり、面積は約4万3000平方メートル。

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