日産は主力の「セレナ」の車種を増やす(同社提供)

日産自動車は3日、主力のミニバン「セレナ」のハイブリッド車(HV)車種に四輪駆動モデルを追加すると発表した。独自の四輪駆動技術「e-4ORCE(eフォース)」を採用し、滑りやすい路面でも走りやすくなる。11月中旬の発売予定で、希望小売価格は約361万円から。

eフォースを搭載するのは多目的スポーツ車(SUV)の「エクストレイル」や電気自動車(EV)「アリア」に続き3車種目。同技術は車体の前方と後方にモーターを置き、車輪の回転を調整することで雨や雪の路面でも走りやすい。

業界団体の集計によると、セレナは2023年に7万5673台を売り上げ、車名別で16位の販売規模だった。

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