金融庁は今週、海外の投資家などを招いて日本の金融市場の取り組みを発信するイベントを全国各地で開いていて、3日はおよそ200人が参加した「資産運用フォーラム」が都内で開かれました。

フォーラムでは石破総理大臣がビデオメッセージを寄せ、この中で「資産運用立国の政策を着実に引き継ぎ、さらに発展させるとともに、地方への投資も含めて内外からの投資を引き出す投資大国の実現を経済政策の大きな柱の一つにしている」と述べました。

そのうえで「投資資金の流れを特定の投資家や企業分野だけではなく、国全体の経済の成長や家計部門への還元をもたらすよう取り組んでいく。日本経済の未来の創造、一部ではない幅広い国民一人一人の豊かさを実現するために、長期的にともに歩んでいただける投資のプロフェッショナルのパートナーを求めている」と述べ、日本への長期の投資を呼びかけました。

このあとフォーラムでは、国内外の機関投資家などが資産運用の分野への新規参入や事業の拡大を促すための課題などについて意見を交わしました。

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