大阪ガスは26日、兵庫県姫路市の「姫路天然ガス発電所」に液化天然ガス(LNG)を燃料とする火力発電プラント3号機の新設を目指すと発表した。2030年度中の稼働を想定する。発電規模は約62万キロワットで、国内で建設中を含む大ガスの既存の火力発電設備の約2割の能力に当たる。

環境性能が優れた設備を対象に電力会社などに固定収入を保証する政府の「長期脱炭素電源オークション」で落札した。大ガスは将来的には、二酸化炭素(CO2)排出が実質ゼロの合成メタン(e―メタン)の導入を検討する。

姫路天然ガス発電所では1、2号機を建設中で、26年中の稼働を目指している。大ガスは再生可能エネルギーの開発と合わせて電力の安定供給を目指す。

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