ハピネットがテキサスに開業するカプセルトイ専門店のイメージ

玩具卸大手のハピネットは7日、カプセルトイ事業で米国に進出すると発表した。現地子会社を設立し、バンダイのカプセルトイの専門店をテキサス州で運営する。カプセルトイはインバウンド(訪日外国人)が増えて認知度が上がっており、現地でも開拓の余地があると判断した。

同州ダラス郊外の大型ショッピングモール内にカプセルトイ専門店「ガシャポン・バンダイオフィシャルショップ」を10日に開業する。ハピネットとしては初の海外店舗となる。同モールには日本文化に関する店が多く出店しているという。

米国にガシャポン・バンダイオフィシャルショップはあるが、運営はバンダイナムコアミューズメント(東京・港)が担っている。南部などはカプセルトイの店が少なく、同じくバンダイナムコホールディングス傘下であるハピネットが開拓する。

ハピネットは国内のカプセルトイ市場の6割を占める。2022年度からの中期経営計画で海外事業の拡大を掲げている。米国ではガシャポン・バンダイオフィシャルショップを含め、3〜5年で80店舗ほどに増やす。

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