米ニューヨークのウォール街の標識(ロイター=共同)

 8日のニューヨーク株式市場のダウ工業株30種平均は反発し、前日比126・13ドル高の4万2080・37ドルで取引を終えた。米景気の先行きへの期待からハイテク株を中心に買い注文が膨らんだ。

 米長期金利が低下傾向となったことも好感された。ただ10日に9月の米消費者物価指数(CPI)の発表を控え、米連邦準備制度理事会(FRB)の利下げ姿勢を見極めたいとの様子見ムードもあり、上値は限られた。

 ハイテク株主体のナスダック総合指数も反発し、259・02ポイント高の1万8182・92。

 個別銘柄では、半導体のインテル、ITのセールスフォースの上昇が目立った。(共同)

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