正興電機製作所が26日発表した2024年1〜3月期の連結決算は、純利益が前年同期比56%増の6億円だった。遊休地の売却益約2億円が利益を押し上げた。売上高も変電所の電流計や電圧計などをカメラやセンサーなどで遠隔監視するシステムが好調で17%増の78億円に伸びた。九州電力の機器更新の時期が重なったことで、配電機器製品も増収に寄与した。

24年12月期通期の業績予想は据え置いた。売上高は前期比11%増の300億円、純利益は12%増の13億円を見込む。

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