メタルワンは鋼材の流通情報をクラウド上で日次管理できるサービスを始めた

メタルワンは10日、日本IBMと組み鋼材の流通情報をクラウド上で1日単位で管理できるサービスの提供を始めたと発表した。鋼材は鉄鋼メーカーから商社、部品企業、最終製品のメーカーまで形状を変えながら取引されるため、手間や余剰在庫が発生しやすい。鋼材発注の量や納期の情報をサプライチェーン(供給網)で共有できる利点をアピールし、関連企業に導入を働きかける。

サービス名は「メタルX」。2023年に月単位での納入管理サービスを始めていた。新たに日次にサービスを広げたことで、日々の受発注のメールやFAXなどアナログ主体で行われている鉄鋼業界での雑務をオンラインに集約できる。契約は月額のサブスクリプション(定額課金)モデルで、使用量に応じて金額は異なる。まずは自動車向け鋼板を対象にする。

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