東京ディズニーランド(千葉県浦安市)などを運営するオリエンタルランドが26日発表した2024年3月期連結決算は、純利益が前期比48.9%増の1202億円と過去最高を更新した。開園40年イベントが好調だったことなどから、入園者数が24.5%増と大幅に伸び、訪日客の増加も追い風となった。

売上高は28.0%増の6184億円、本業のもうけを示す営業利益は48.8%増の1654億円といずれも過去最高となった。混雑具合などで価格を調整する変動価格制の下で高価格帯チケットが売れたことにより客単価が上昇したことが収益を押し上げた。

25年3月期も増収増益を予想。24年6月に東京ディズニーシー(千葉県浦安市)で新エリア「ファンタジースプリングス」が開業する効果などを見込む。

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。