14日のニューヨーク株式市場で、主要企業でつくるダウ工業株平均が201ドル値上がりし、2営業日連続で史上最高値を更新した。米景気の先行きや企業の今年7~9期決算への期待から株式が買われた。
ダウの終値は、前週末より201.36ドル(0.47%)高い4万3065.22ドルで、初めて4万3千ドル台を超えた。米大企業を幅広く網羅する株価指数「S&P500」も0.77%上昇し、最高値を更新した。
インフレ(物価高)が6カ月連続で鈍化し、雇用情勢も市場予想を大きく上回るなど底堅い米経済指標の発表が続いている。また、先週末に米金融大手JPモルガン・チェースが発表した今年7~9月期決算は市場予想を上回った。今後の米景気や企業の好業績への期待から、株価が上昇した。(ニューヨーク=真海喬生)
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