シェアリングエネルギーは戸建て住宅に太陽光パネルを設置して発電した電力を売る事業を手掛ける

太陽光発電サービスを手掛けるシェアリングエネルギー(東京・港)は金融機関から20億円を借り入れる。住宅の屋根に太陽光パネルを設置し、発電した電力を売ることで得られる収益を返済原資とするプロジェクトファイナンス(事業融資)として実施した。

第一生命保険と七十七銀行、みずほ銀行から調達した。シェアリングエネルギーの累計調達額は今回で約154億円となった。資金は戸建て住宅にくわえ、小規模事業所向けにあてる。

特別目的会社(SPC)を設立し、今後開発する案件も含め、約2100カ所の建屋の屋根に設置する太陽光パネルから得られる売電収益を担保にする。組成はフィンテックグローバルが担当した。今回の借り入れにあたり、シェアリングエネルギーは格付投資情報センターから格付けを取得した。

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