昭和産業は2025年1月4日納品分から業務用小麦粉の価格を改定する

昭和産業は15日、業務用小麦粉の価格を改定すると発表した。2025年1月4日納品分からパンなどに使われる「強力粉・準強力粉」は25キログラムあたり45円、「国内産小麦100%」は同20円値下げする。

うどんや菓子などに使われる「中力粉・薄力粉」は同65円値上げする。10月から政府による輸入小麦の売り渡し価格は主要5銘柄平均で1.8%下がったが、天候不順によるオーストラリアでの不作などを背景に、銘柄によって値下げと値上げが分かれた。製造コストの上昇も反映した。

政府は4月と10月の年2回、輸入小麦の売り渡し価格を改定している。業務用小麦粉については日清製粉とニップンも10月11日に「強力系」と「国内産小麦100%」の値下げと、「中力系・薄力系」の値上げをそれぞれ発表している。

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