音楽やアニメ・映画といった分野のインフルエンサーを使ったマーケティング事業を強化する

ソニーグループの音楽会社、ソニー・ミュージックエンタテインメントは16日、インフルエンサーを使ったマーケティング展開に向け、新ブランド「Viralot(バイラロット)」を立ち上げたと発表した。音楽やアニメ・映画といった分野でZ世代に訴求する販売促進策を企業に売り込む。

新ブランドは2014年創業でデータ分析などの知見を持つBitStar(ビットスター、東京・渋谷)と共同で設立した。ビットスターが持つYouTubeやTikTok(ティックトック)などのアカウントに関するデータベースや人工知能(AI)を使ったデータ分析技術を生かす。

新ブランドで手掛けるのはエンターテインメント分野に特化した販促支援だ。ソニーグループは音楽や映画・アニメなどを注力事業としている。ソニー・ミュージックは販促支援を充実することでエンタメ市場を押し広げ、グループ全体の成長につなげる。

インフルエンサーマーケティングの国内市場は拡大している。サイバー・バズなどの調査によると、2027年には23年の1.8倍の1302億円に膨らむ見通しだ。

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