北海道は17日、厚真町の養鶏場で高病原性鳥インフルエンザの感染が確認されたと発表した。国内の養鶏場での発生は今季初めて。道は、この養鶏場で飼育されている肉用鶏約1万9000羽を殺処分する。半径10キロ以内の養鶏場5戸、計約71万羽を対象に鶏などの移動や搬出を禁止した。

北海道は同日午前、鈴木直道知事らが出席し、道庁で高病原性鳥インフルエンザ対策本部会議を開催。鈴木知事は「迅速な防疫措置に全力を挙げる」と強調した。その後、舞立昇治農林水産政務官とオンラインで会談。感染経路の特定や、国民への情報発信などで協力することを確認した。

高病原性鳥インフルエンザ対策本部会議に出席する鈴木直道北海道知事=17日午前、札幌市中央区

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