経済産業省は17日、来年4月に開かれる大阪・関西万博の「日本館」で、来館者を案内するアテンダントのユニホームを発表した。「日本の美意識をまとう」をコンセプトに、着物を参考にした性別を問わないデザインが特徴だ。

 デザインを担当したのは、ファッションデザイナーの中田優也さん。スカーフやベスト、帽子など小物を充実させて、それぞれのアテンダントが自由にコーディネートできるという。風呂敷に包んでまとめて持ち運びもできる。使用済みペットボトルを原料とした繊維などを利用しており、万博終了後に回収してリサイクルするという。

 また、日本館のアテンダントには、2695人の応募があり約270人が選ばれた。最高齢となる谷和祐子さん(70)は「日本と世界をつなぐお手伝いをしたい」と話した。(長橋亮文)

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